エスケープシーケンスと特殊文字(実体参照)

わりとごっちゃになることがあるエスケープシーケンスと特殊文字実体参照)。
この2つを改めて整理しておこう。

エスケープシーケンス

円マークやバックスラッシュを前に置き、
次に続く文字をブラウザやプログラムが文字として処理、解釈できるようにする。
\nや\tは改行やタブを自体を表す文字として使用する。

■ 代表的なエスケープシーケンス

\n 改行
\t  タブ
\(  左括弧
\)  右括弧
\[  左括弧
\]  右括弧
\'  シングルクオーテーション
\"  ダブルクオーテーション
\\  円マーク
特殊文字実体参照

ブラウザで特殊な文字を表示させたいときに使用する。
またはHTMLタグ、SQL文として表示、実行させたくない場面でのサニタイジングに使用する。

■ 代表的な特殊文字実体参照

&lt; 	<
&gt; 	>
&quot; 	"
&apos; 	'
&amp;   &
&nbsp; 空白
&hearts; ハート
&yen;   円マーク

エスケープシーケンスは文字の解釈、
特殊文字は文字自体を表すという違いかな。
この2つは似てるようで似てないのでごっちゃになる。