Excelで時間の合計を出したいときのやり方。

1:20:41みたいな表記がいくつもあって、
全部で何時間なのか知りたいときのやり方。
普通にSUM関数で合計を出そうとするとよくわからない結果になる。
どうやら書式が正しくないっぽい。
それを修正するには、

1.合計の値が入ったセルを右クリック、セルの書式設定を選択
2.表示形式タブを選択
3.分類からユーザー定義を選択
4.種類から[h]:mm:ssを選択。なければ種類のところに自分で入力してOKを選択

これで正しい表記で表示される。書式の説明は↓

記号 説明
h 時刻 (0〜23) を表示します。
hh 1 桁の時刻には 0 を付けて時刻 (00〜23) を表示します。
m 分 (0〜59) を表示します。
mm 1 桁の分は、0 を付けて分 (00〜59) を表示します。
s 秒 (0〜59) を表示します。
ss 1 桁の秒は 0 を付けて秒 (00〜59) を表示します。

[h]という表記は、

記号 説明
[h]:mm 24 時間を超える時間の合計を表示します。
[mm]:ss 60 分を超える分の合計を表示します。
[ss] 60 秒を超える秒の合計を表示します。

かっこがないと24時間を越えた分は表示されなくなるらしい。
合計時間が変だったのはこれが理由だった。
今回は合計時間を出したかったんだけど、
他にも便利そうな書式があったので紹介する。

記号 説明
h AM/PM 12 時間表示で時刻の後に AM または PM を表示します。
h:mm AM/PM 12 時間表示で時間と分の後に AM または PM を表示します。
h:mm:ss A/P 12 時間表示で時間と分と秒の後に A または P を表示します。

SUM関数はこちらを参考に。
合計値を入力したいセルを選択して、

=SUM(L7:L8)

という感じで関数を入力する。
上記はL7からL8までの合計を出すという意味。
セル番号を変えれば指定した部分の合計が出せる。

参考:
Excel のセルの表示形式で  ユーザー定義  に使用できる書式記号について
Excel(エクセル)基本講座:合計の関数